羽田を発つだけで終わった1日目、
タイのバンコク経由でネパールに初入国した2日目に続いて、
8時間近くタクシーでカトマンズからポカラ、ナヤプル(Naya Pul)に移動した3日目前半、
車移動で疲れた身体で3時間トレッキングを開始した3日目後半、
今日はヒレ(Hille)から階段だらけのウレリ(Ulleri)とバンタンティ(Banthanti)を通って、ゴレパニ(Ghorepani)のロッジへ向かいます。旅を終えた今でもこの日が1番階段を長い時間登り続けた気がします。今回は眺めが良く人気のプーン・ヒル(Poon Hill)へは行かずにアンナプルナBCへの道を選びました。
【SpO2計測】
今日もSpO2(動脈血酸素飽和度)を測定しました!測った場面は以下のとおりです。
- ヒレ(Hille)起床時
- ナンゲタンティ(Nangethanti)とゴレパニ(Ghorepani)の間
- ゴレパニ(Ghorepani)のロッジ到着直前
ゴレパニのロッジは2800m以上の場所にあります。標高別の基準では【高所】にあたる場所です。今回【高所(2500m~3500m)】以上の場所に到達したのは旅を初めて4日目・トレッキングを開始して2日目となります。
高所に突入したので、確実に私のSpO2は下がることを予想。実際に数値は下がりました!!
SpO2を知りたい方は、コメントもしくはお問い合わせください!
現在、アンナプルナ ベースキャンプ トレッキングの詳細版を作成中です。そちらで公開予定です。
【Hille】ロッジ出発
今日は、5時出発の昨日とは違い、6時半朝食、7時20分ロッジ出発で、少しのんびりした朝を過ごせました。
雲が多いものの、晴れています。川や山の景色を見ながらしっかりと朝食を取ります。次、どんなタイミングでご飯を食べれるのか分からないので遠慮はしません。
朝食を取り終え、準備ができたら出発です。
【Tikhedhunga】アンナプルナBC用の地図ゲット
歩き始めて15分でティルケドゥンガ(Tikhedhunga)に到着です。到着が早すぎて、歩くペースをつかむ前にトイレ休憩。
なんと、写真をとった背中側にガイドの友達がいました。ACAPオフィス近くでも友人と話してたし、ルート近辺に友人が多いようです。
楽しそうにしゃべっているので、近くのお店をうろうろしていたら、アンナプルナBC詳細地図が売られていたので、ここで購入しました。後々にも、ここで購入した地図は詳しく書いてあるので役立ちました。
【Tikhedhunga】橋
今日も長い橋を渡ります。写真以外にも橋はたっっくさん渡っていますが、写真ほど長いと写真を撮りたくなります(笑)
今回も前回同様にしっかりとした造りだったので、恐怖はありませんでした。
【Ulleri】階段を登って休憩ごとに見える景色
この写真の景色が見える場所が、ひたすら「階段」「階段」「階段」のエリアです!!!
写真左下にある青色の屋根の建物より低い場所からひたすら階段を登ってきます。平らな場所と階段の交互ではなく、ロッジが階段脇にあるからロッジで休めば平らな場所があるだけ。まっすぐに伸びる階段を登って行きます。
【普段トレッキングをしていない人、階段の上り下りが苦手な人、体力のない人】と【日々運動をしている人、トレッキングをしている人、階段の上り下りをしている人】がすぐにバレるコースです。
『トレッキング好きです』『よく山登り行きます』と口先だけで言っていると、このコースではバレます。
- 息も上がらないでスマホをいじりながら登る我がガイド
- 息が上がっても弱音も吐かずに同じペースで登れる人
- 水も持たずにストックだけ持って座って動かない人
面白いぐらいハッキリ分かれます。
個人的には、ここで中学生のトレーニングをさせたい(笑)
トレーニングしたい人は、このコースであれば程よい標高と重くしたザックで良いトレーニングができます。オススメです。
【Ulleri】ランチタイム
「Ulleri」の看板がある場所まで到着しました。この階段が見えても各ロッジへ行くために、まだまだ登ります。私は看板が見えてから10分弱登り続けました。階段の10分って結構長いですよ。
到着したら、ランチタイムです。この時すでに11時頃。朝歩き始めて3時間半以上が経ちました。
ランチ中に充電とWiFiを使おうと思ったものの、電気が昼の時間帯は使えないと言われて充電できず・・・。充電池や宿泊するロッジで充電できる時にしておく事をオススメします。
汗をかいてビチョビチョのTシャツも1時間せずにカラカラ!!乾いて良かったと思っていると、大雨が降り出しました。少し待っていると小雨になって雲の位置も少しずつ空高くなってきたので出発です。ここから長い間、雨の中を進むトレッキングが続きます。
【Banthanti】誘惑に負けずに通過
ウレリから先も階段が続きます。バンタンティ(Banthanti)を通過したときに、ロッジの外にお菓子や飲み物、フルーツが綺麗に置かれていました。外に陳列しているお店は少なかったので目が惹かれます。
昼食後すぐなので、何も買わずに通過です。今買っても階段続きの場所では重りにしかなりません。トレーニングをしたい方にはどうぞ!
【Banathanti】滝
歩いていると、程よい高さの滝がありました。ものすごく水が澄んでいます。写真左上を見ると、石や底の方まで見えるので透明度が伝わると思います。
【Ghorepani】到着と思いきやまだ進みます
ゴレパニ(Ghorepani)まで階段地獄の中、門が見えて光が見えた〜と思いきや奈落の底へ突き落とされます。
門に着くなりガイドから「今日はここではなく丘の上に泊まります」との案内が!!!!
後で知ったのですが、ゴレパニ(Ghorepani)には【Lower Ghorepani】と【Upper Ghorepani】があります。
写真は、【Lower Ghorepani】、泊まるのは【Upper Ghorepani】。
だから、まだ階段登ります。行ったことのある人には伝わるだろうなぁ〜。階段終わった〜と思った直後に、まだ登るんかいって現実突きつけられた時の気持ち。
それだけ、ここまでの道のりが階段すぎて長いんです。階段続きだと膝が痛くて登れない人は「ヤク」に乗って登るのも一つの手です。この区間は無理する必要はありません。アンナプルナBCへのラストスパートに向けて身体を大事にしましょう。
【Ghorepani】病院?
まだ登るのに気を落としながら歩いていると、敷地が綺麗に整った家を見つけました。お花も手入れされていて何だろと思って看板に目を向けると【HEALTH】の文字。
ここは病院なのでしょうか??ゴレパニに宿泊すると、人によっては高山病の症状で眠れない人もいるでしょう。心配な方は、この施設が病院かどうかを調べてから、トレッキングを開始する事をオススメします。
【Ghorepani】CHECK POINT
ここでもTIMSやACAPオフィス同様、許可証を持っているかどうかをチェックされます。
今回もガイドが「先行ってて」と合図してきたので、私は直接許可証を見せることなく通過。こういう時にガイドがいると本当に楽です。
ラストスパートの階段をゆっくり登ります。先に行っていたのに、ガイドにサクッと抜かれ、ロッジは電話予約してあるものの先に行って手続きなどを先に済ませてくれました。ありがたや〜!
【Ghorepani】Upper Ghorepani到着
とうとう到着しました!!Upper Ghorepaniのロッジ!!!
この宿ではWiFi使えましたが超遅い。宿の人にも遅いですよと言われて使ったけど、本当に遅かった(笑)
日本のインターネットでのアクセスではないから、Googleアクセスで認証とか聞かれて手間もかかったし・・・。山の中でアクセスしたのは、ここだけでした。
部屋に荷物置いたら、ゲラゲラ会話を楽しむことよりも疲れた身体をのんびりして癒して過ごす時間でした。なにせ、宿に着いたのは17時頃。9時間半以上かけて辿りついたのですから。階段地獄は長かった。
部屋からは晴れていれば、アンナプルナ サウス(Annapurna South)などが部屋の目の前に見えるのですが、あいにく雨と曇りのために見る事が叶わず。。。
今日は標高が2500mを超える中での睡眠なので、頭が痛くならないか気になりますが、日中の疲れで寝つきが良かったです。
【明日の目的地】Chuile
明日は地図によっては載っていないルートを行きます。チュイレ(Chuile)らしい。。。
なぜ「らしい」なのかは、明日になって実際に歩いてペースを見てみないと、どこまで行けるか分からないってやつですね。
早く標高を3000mまであげて身体をゆっくり慣れさせたいなと心では思っています。
アンナプルナBCの続きはこちら
↓↓↓
▶︎【アンナプルナBC5日目】Ghorepaniから3ヶ所通過してChuileを目指す