ヒレ(Hille)を出発して、階段続きのウレリ(Ulleri)、バンタンティ(Banthanti)、ナンゲタンティ(Nangethanti)を通ってやっと到着したゴレパニ(Ghorepani)。部屋からは晴れていれば見えるアンナプルナの山々のはずが、雨と雲で見えず。。。今日は景色が見えるのでしょうか?
これまでの記事を読みたい方は以下からご覧ください。
▼車移動で疲れた身体でトレッキングを開始して宿泊地Hilleまで行った3日目後半
▼階段続きの1日でクタクタで到着したGhorepani4日目
【Ghorepani】目覚めて見えた景色
じゃん!!おそらくアンナプルナⅠ(Annapurna Ⅰ)です。写真が一部すぎて撮った私でも忘れてしましました。。。
雲一つない日だとアンナプルナⅠ(Annapurna Ⅰ)、アンナプルナ サウス(Annapurna South)、マチャプチャレ(Machhapuchre)、ダウラギリⅠ(Dhaulagiri Ⅰ)が見えます。
モンスーンが明けていない時期とあって、朝一(5時前後)でも雲がかかっています。面白いことに、アンナプルナⅠが見えるとアンナプルナ サウスが隠れて、マチャプチャレが見えたと思えばアンナプルナが見えない。こんな感じで小出しにされました(笑)
部屋の窓から景色を覗いてると、下ではガイドが天気を確認しにテラスに出てました。「おはよ〜」って叫ぶと、ガイドが「あっち、あっち」と指を部屋の左手側を指してます。顔を部屋から突き出して左をむくと・・・
ダウラギリⅠが、てっぺんだけ顔を出しました!朝一には見えなかったのに、一瞬を逃さず教えてくれた我がガイド!!さすがです。
トレッキング中は、こういう事が何度かありました。新しい土地で歩くので必死かつ何処にどの山が見えるのか知らないので、「ほらっ」と教えてもらって見た時の「おっ〜」って言ってる私たちの顔を楽しんでるようでした。
朝食を食べて、支度をしたら出発です。昨日は、歩いている際中には大雨に降られなかったものの宿に着いたら大雨で洗濯できず。今日はそろそろ洗濯して干して長めの休憩をとりたいな。
【SpO2計測】
今日もSpO2(動脈血酸素飽和度)を測定しました。測った場面は以下のとおりです。
- 起床時
- Deurali手前
- ランチタイム
- チュイレ(Chuile)手前
SpO2を知りたい方は、コメントもしくはお問い合わせください!
今回は標高2800m以上ある場所で寝て、歩くのも2000m以上の場所を長時間歩いていたので、数値でもわかる変化が見てとれました。
現在、アンナプルナ ベースキャンプ トレッキングの詳細版を作成中です。そちらで公開予定です。
【Ghorepani・Deurali】丘からの景色
宿から30分くらい登ったところと、1時間弱登ったところに展望台のような座って景色を見れる場所があります。1時間弱登った場所で雲がない日には360度の景色を楽しむことができます。
写真の左手には 展望台があって人気のプーン・ヒル(Poon Hill)があります。プーン・ヒルより人が少なくて静かに景色を楽しみたい人はDeuraliへ行く途中に景色がオススメです。
【Ghorepani・Deurali】ジョムソン(Jomsom)行きの飛行機
写真の右下には、小さく虫のようにジョムソン(Jomsom)の飛行機が写っています。私たちがいた標高2900m前後の場所よりも低い場所に飛行機が飛んでいます。
飛行機と景色の写真を取りたい方、飛行機を眼下に取れる場所ってなかなかありません。ジョムソン(Jomsom)行きの飛行機は朝6時くらいから午前中に飛ぶ事が多いそうなので、カメラを構えるなら朝一です!!
【Deurali】チャイとお菓子休憩
アンナプルナBCへ着く前にアンナプルナやマチャプチャレを見れて感動しなが歩いているとデウラリ(Deurali)に到着です。土地名で同じ名前が出てくることがありますが、地図上では別の場所です。
【Banthanti】チャイ休憩
石段ではない山道を歩きながら、やっとトレッキングらしくなってきたなと思っているとバンタンティ(Banthanti)に到着です。
ここまで山を見ながら歩くというより、山の中の景色を見ながら歩く道が続きます。ロッジ間の間隔も4日目のUlleriよりも長くなります。日本でのトレッキング感覚で水を持つ必要性があります。
バンタンティ(Banthanti)から先は、ひたすら下ります。階段がある時もあるし、土の道を下っていく時もあります。筋力不足で膝がガクガクなりやすい人は、チュイレ(Chuile)までの区間ガクガクになるかもしれません。登りはちょっとで、ひたすら下りですから。
【Banthanti】ケルンだらけの川
チャイ休憩を終えて歩きだすと、水が多いエリアになります。川の中を渡るわけではありませんが、ひたすら川の脇を歩きます。
ケルンが多く積まれた場所がありました。「ケルン」っていう言葉を知らなくても、どれがケルンがわかります!!
【Banthanti】我がガイドの遊び心
我がガイドを勤めてくれたR、私たちよりイタズラ好きです(笑)
滝が目の前で綺麗な景色に腰掛けて水休憩をとっていたら、滝の裏に回ると言ってチャレンジしたガイド。無事濡れずに出てこれました!
こっちは、団体客ですれ違うの待っている間に牛の群の中に入ってストックで鼻先をつついて遊んでます。
牛の群の中を抜けていく時どつかれないか怖かったのに、ガイドは遊んでるって・・・牛にだいぶ慣れてます。
【Tadapani】ランチタイム
ガイドの遊びも終わったところで、10分くらい歩くとタダパニ(Tadapani)に到着です。
お腹が空いたのでランチタイム。ここでは、食べ終わった皿などを洗った水を川に垂れ流していました。他でも同じように垂れ流しているのかな?垂れ流しているのを見ると、なおさら川の水は直接飲めないなと実感します。
【Chuile】本日の 宿到着
ランチタイムが終わってからも、ひたすら道を下ります。1時間半くらい下るとチュイレ(Chuile)のロッジ到着。
ガイドから「2個先の村で休むか、ここで休むかどちらが良いか?」と聞かれて、今日は「ここで休む」ことにしました。2個先までは2時間程度で着きます。歩けないわけではないが、今日は服を洗って干したいという思いが勝ちました。
この選択は結果的に良かったです。到着して30分もすると大雨で、もし歩き続けていたらレインウェアでの行動でした。滑りやすいなかの下りは疲れてきている時間帯にはきついですもんね。大雨のおかげで、選択した服は全く乾きませんでした。。。
【明日の目的地】Sinuwa
現在地はチュイレ(Chuile)。明日は下がって、登り返してを何度も繰り返してチョムロン(Chhomrong)を通って、シヌワ(Sinuwa)のロッジ宿泊が目標です。
この時には大雨が降ったあとに襲ってくるヤツらについて、まだ気にもしていませんでした。あんなことになろうとは・・・。
アンナプルナBCの続きはこちら
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▶︎【アンナプルナBC6日目】アップダウンだらけのChuileからSinuwaへ