念願のアンナプルナベースキャンプ(ABC)に到着した私。ガイドにラム酒をプレゼントして、ロッジ周辺を散策することに。雨の季節にも関わらず、私はラッキーなことに巡り会えます。

これまでの記事を読みたい方は以下からご覧ください。

 

日本を出発した1日目

タイ・バンコク経由でネパール・カトマンズへ入国した2日目

カトマンズからNaya Pul登山口到着3日目前半

車移動で疲れた身体でトレッキングを開始して宿泊地Hilleまで行った3日目後半

階段続きの1日でクタクタで到着したGhorepani4日目

アンナプルナの景色を見てからは下り続けた5日目 

ヒルに怯えながら歩き続けた6日目

今回のトレッキングで1番怖い思いをした7日目

念願のアンナプルナBCに到着した8日目前半




【ABC】登山隊用ベースキャンプ

 

この写真には、登山隊用のベースキャンプは写っていません。場所としては、写真右のグレーになっている地帯のもっと右奥だそうです。そして時期は春。グレーの部分がガイドがいる高さまで全て雪で埋まります。雪だらけの場所に登山隊のベースキャンプが作られます。

 

今回泊まっているロッジはあくまでもトレッカー用のベースキャンプです。

 

写真だと分かりづらいですが、結構な高さがあります。小さい砂利なので落ちたら一気に転げ落ちる感じです。

 

【ABC】静かな場所

 

さきほどのガイドが身を乗り出している写真左側をまっすぐいくと斜面になっています。

 

少し登って大きな岩でのんびり。いろいろ山の話を教えてもらいました。

 

ロッジでもだいぶ静かですが、ロッジから10分以上歩いたので静かな場所です。

 

【ABC】慰霊碑・韓国隊(2012年)

 

比較的新しい慰霊碑。2011年10月18日に亡くなり、2017年10月17日に慰霊碑をたてたと書いてあります。

 

真ん中の人が朴 英碩(パク・ヨンソク)さん。「山岳グランドスラム(七大陸最高峰、8000メートル峰14座、および南北の極点)を達成した。」とWikipediaにもある。ガイドも、この人は世界で有名なクライマーだよと紹介してくれました。

 

ロッジにも韓国の国旗などが数多くあり、韓国人トレッカーが多いだけでなく彼が亡くなったあとに関係者がここ(ABC)を訪れているからだそう。

 

慰霊碑が立てられている場所、夏の地形でいうと崖沿いではなく平地側に立てられています。多くは崖近く。景色も良くて静かで落ち着く場所です。

 

【ABC】写真でよく見る慰霊碑

 

こういう写真は映画や写真で見たことがある人が多いはず。これも慰霊碑です。

 

ベースキャンブ周辺は慰霊碑だらけです。お墓ではないので、悪い気分はしません。ここから先は”死と常に隣り合わせの別次元”だと慰霊碑の数を見るだけで思い知らされます。

 

【ABC】サンセット

 

デッド メモリアル(慰霊碑)を見ていたら、急にガス(霧)が晴れた!!快晴ではないけど、気高い山達の山頂が見えるくらいにはなりました。午後で雲が多くなる時間帯なのに、晴れるってついてます。

 

さらに、山に太陽が隠れることを日の入りと呼ぶのであれば、日の入り見れました!!!

 

疲れてロッジ休んでた人もいて、おやつの時間帯に日が沈むとは思ってもいませんでした。霧が晴れたこともありロッジから人がチラホラ出てきます。

 

【ABC】パノラマ写真

 

写真左側で日の入りでした。写真右側を見ればまだ明るいですよね!

 

綺麗な写真を撮りたい方はアンナプルナBCに宿泊することをオススメします。ただし、短期間でのトレッキングや事前に高所トレーニングを積んでいない人はマチャプチャレBC(MBC)やデウラリ(Deurali)まで帰って泊まった方が高山病対策にはなります。それだけ、高度に慣れていない人が標高4000m以上で寝るのはリスクがあるってことです。

 

【ABC】雲海

 

サンセットが終わってから(笑)景色がまだ見れそうなので、ロッジで寝ていたパートナーを起こして写真撮影会。

 

ガイドに山の名前を教えてもらって色んな質問をしていたら、MBCの方面から雲海出現。。雲が進むスピードって速いですね。あっという間にグレー(砂)のエリアは見えなくなりました。

 

この写真をとって数分後には雲が空高く登り、山の景色を全部奪いました。。。

 

自然現象に人間はどうすることもできません。だから写真を撮りたい人は長くロッジに居て、シャッターチャンスを逃さないように監視し続けられるABC宿泊がオススメです。

 

【ABC】闇夜の中からマチャプチャレ

 

これまたABCに宿泊していたから撮れた写真。

 

18時くらいには雲もかかっていたせいか外は真っ暗。外を見るとマチャプチャレ(Machapuchare)の山頂だけが現れました。現れていた時間は2分くらい、幻想的です。

 

【ABC】標高4130mの星空

 

デウラリ(Deurali)よりもたくさんの星が見れました。下に見える山はおそらくアンナプルナ サウス(Annapurna South)。

 

肉眼だと山の形や雪の線がはっきり見えて、存在感がありすぎて怖いです。”自然の脅威”みたいなものを、被害にあっていないのに感じます。テント泊でなくロッジ泊で良かった。

 

ABCへ行った時期は長雨の季節がまだあけていません。ベースキャンプ到着日に山の山頂も見れて、星空も見ることができて本当ラッキーです。

 

【明日の目的地】Sinuwa

 

明日はいっきにシヌワ(Sinuwa)まで下ります。9 日目前半では、8 日目に劣らない”超”絶景写真をお届けします。

 

雲のないアンナプルナの写真を見たいかたは続きをご覧ください!!!

 

 

アンナプルナBCの続きはこちら

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▶︎【アンナプルナBC9日目】前半ー”超”絶景(写真付き)と下山開始